急に秋が深まってまいりました。
何やかやと雑用に追われていましたが、このところとりあえず一息ついています。
Maria Elizabeth's Teatime in Japanの読者の皆様、いかがお過ごしですか？
さて、私たちの”ムジカ・マリア”（と正式に決まりました）ですが、来月の28日（日曜日）の午後二時半より、小金井市にある聖ヨハネ会桜町ホームで、二度目の訪問コンサートを行います。
今回は、新たにプロのフルート奏者の根岸美江さんが、ムジカフレンズとして加わり、私たちの演奏に華麗な装飾を付けてくださることになりました。
今回は、「めだかの学校」、「みかんの花咲く丘」、「スキー」などの馴染みの曲の他、フォーク系の聖歌「ガリラヤの風かおる丘で」、「主は水辺に立った」、碑文谷サレジオ教会の歌「フレンズ」、そしてあの懐かしい「学生時代」などを歌います。
手話あり、昔話の朗読ありの個性的なプログラムです。
皆様もお時間がありましたら是非、聴きにいらしてください。
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「マリア・エリザベートの音楽―拓かれた耳の贈り物」（PHPパブリッシング）の著者が、愛読者の皆さんに贈る、心温まるハートフルメッセージ
耳を大切にしよう！
◆《2011年10月1日》 聴覚障害者であった著者が、ホリスティック医療などで、30代の頃に左耳が聴こえるようになりましたが、40歳過ぎて今度は、音楽療法で、全く聴こえなかった右耳も使えるようになりました。
案外、知らない耳の話と、大切な耳を守るための健康法を、この欄で少しずつ書いていきます。
◆《2011年10月5日》 さて、初回は耳の構造についてお話したいと思います。皆さん、耳の身体用語はご存じですか？耳たぶ、鼓膜、中耳、内耳…ここまではよく知られていいます。案外、知らないのが、あぶみ骨、きぬた骨、つち骨とか、蝸牛、前庭、有毛細胞などです。また、人間の耳は生まれてから一生を終えるまで、その大きさは変わらないそうです。外からは見えない、聴覚の神秘をこれから探検していきます。
◆《2011年10月21日》 耳から入った音は、鼓膜を震わせることは皆さん、ご存じですね。その振動が、あぶみ骨、きぬた骨、つち骨という極小の3つの形の違う骨が仲良く組み合わさっているのですが、それがカタカタと小刻みに動き、それらの骨の信号がその奥にある内耳に伝わります。内耳には、前庭とそれに接している蝸牛がありますが、これらの器官が振動の要素に合わせてコンピューターのように反応します。その仕組みについては次回、お楽しみに！
◆ 《2011年11月14日》さて、音が耳に入ると、鼓膜が振動し、それが内耳に伝わります。内耳には、蝸牛という螺旋（ラセン）状の器官があり、振動はその中に満たされた体液を伝わっていきます。
蝸牛の中には、繊毛（せんもう）を持った有毛細胞が並んでいて、これらが振動をキャッチします。極々細い、繊毛が振動によって屈曲すると、有毛細胞にイオンが流入し、電気信号が発生して、それが脳に伝わるのです。
そして脳は、音の高さ（周波数）を、どの有毛細胞から信号で受け取ったかで識別します。
高い周波数の振動（高音）は早く減退しますが、低いもの（低音）は遠くまで伝わるので、蝸牛の入口に近い有毛細胞からの音は高音して、入口から離れた細胞からの信号は低音として識別します。
◆《2011年11月20日》有毛細胞からの信号（パルス）は、延髄で中継され、視床を通って第一聴覚野に伝わります。 脳の中で聴覚情報を処理する一次聴覚野は、耳の少し上のあたり、側頭葉の内部に深く入り込んだ皺の表面にあります。 もちろん、脳自体は物理的な振動を感じるわけではありません。 聴覚器官が感じ取った振動を、神経細胞が伝える電気・科学的なパルスとして受け取るだけなんです。
案外、知らない耳の話と、大切な耳を守るための健康法を、この欄で少しずつ書いていきます。
◆《2011年10月5日》 さて、初回は耳の構造についてお話したいと思います。皆さん、耳の身体用語はご存じですか？耳たぶ、鼓膜、中耳、内耳…ここまではよく知られていいます。案外、知らないのが、あぶみ骨、きぬた骨、つち骨とか、蝸牛、前庭、有毛細胞などです。また、人間の耳は生まれてから一生を終えるまで、その大きさは変わらないそうです。外からは見えない、聴覚の神秘をこれから探検していきます。
◆《2011年10月21日》 耳から入った音は、鼓膜を震わせることは皆さん、ご存じですね。その振動が、あぶみ骨、きぬた骨、つち骨という極小の3つの形の違う骨が仲良く組み合わさっているのですが、それがカタカタと小刻みに動き、それらの骨の信号がその奥にある内耳に伝わります。内耳には、前庭とそれに接している蝸牛がありますが、これらの器官が振動の要素に合わせてコンピューターのように反応します。その仕組みについては次回、お楽しみに！
◆ 《2011年11月14日》さて、音が耳に入ると、鼓膜が振動し、それが内耳に伝わります。内耳には、蝸牛という螺旋（ラセン）状の器官があり、振動はその中に満たされた体液を伝わっていきます。
蝸牛の中には、繊毛（せんもう）を持った有毛細胞が並んでいて、これらが振動をキャッチします。極々細い、繊毛が振動によって屈曲すると、有毛細胞にイオンが流入し、電気信号が発生して、それが脳に伝わるのです。
そして脳は、音の高さ（周波数）を、どの有毛細胞から信号で受け取ったかで識別します。
高い周波数の振動（高音）は早く減退しますが、低いもの（低音）は遠くまで伝わるので、蝸牛の入口に近い有毛細胞からの音は高音して、入口から離れた細胞からの信号は低音として識別します。
◆《2011年11月20日》有毛細胞からの信号（パルス）は、延髄で中継され、視床を通って第一聴覚野に伝わります。 脳の中で聴覚情報を処理する一次聴覚野は、耳の少し上のあたり、側頭葉の内部に深く入り込んだ皺の表面にあります。 もちろん、脳自体は物理的な振動を感じるわけではありません。 聴覚器官が感じ取った振動を、神経細胞が伝える電気・科学的なパルスとして受け取るだけなんです。
◆《2011年11月28日》 第一次聴覚野は、領域ごとに少しずつ異なる周波数の音を処理しているそうです。 各領域のニューロンは、より複雑な音に反応するのです。 また、聴覚機能は右脳と左脳と違っていることは皆さんもよく御存じのことと思います。 右脳は周波数の変化に敏感で、音楽能力に深く関わっています。 一方、左脳はテンポの変化に敏感で、言葉と強い関係を持っています。
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自己紹介
- MariaElizabeth
- 1963年東京都生まれ。聖徳学園短期大学英語英文専攻を経て、日本女子大学家政学部児童学科（通信教育課程）を卒業。大学時代の論文テーマは「聴覚障害児の抱える問題と音楽ワークショップのあり方」。 銀行、出版社などに勤めた後、初のエッセイ集「「マリア・ベッティの本箱」（2002年、新風舎）を出版。2007年には日本女子大学研究生として、「拓かれた聴覚の模索―『右脳と左脳―その機能と文化の異質性』（角田忠信著、小学館）からの考察」をまとめた。 2008年、エッセイ第二作目「マリア・エリザベートの音楽―拓かれた耳の贈り物」（PHPパブリッシング）を出版し、好評を得る。 今後も素直な感性と鋭い観察力、研究姿勢をもとにしたエッセイ活動を目指す。 2012年、オーストラリアン・ワイルドフラワーエッセンスアドバイザー及び、HBDI（ハーマン脳優勢度）ファシリテーターの資格を取得。2012年に臨床美術士5級資格を取得し、2014年、京都造形芸術大学芸術学部ににて、学芸員資格を取得。